極々普通の家庭に生まれ育った義勇は事故で家族を亡くして引き取られた義父の意向で、名門の子息が多く通う全寮制の学校藤襲学園に入学。
その寮の副寮長に選ばれる。
2_私立藤襲学園
高等部に進級と同時に銀狼寮の寮長になった錆兎が外部生だという自寮の副寮長を迎える準備をする。
4_とある護衛の話2
中等部にあがった炭治郎と義勇の出会い。
5_皇帝、姫君に会う1
寮で待つ錆兎と寮に連れて行かれた義勇
姫君達には食事を摂らせながら、寮長二人は昨今どこかきな臭い学園の様子について情報を交換する。
19_漆黒の招待状
毎年5月にある新寮長と新服寮長の交流イベントは例年は姫君をフォローしながらの寮長の体力イベントのようなものだったが今年は様相が違うらしく、いきなり衣装と仮面が送られてきたことにいぶかしむ錆兎。
そんな彼らの前に、動く鎧たちが現れた。
26_謎解き
動く鎧を避けていったん広間の外に出た寮長と姫君達だったが、対応を相談して再び広間に舞い戻ると、そこには死んだはずのバトラーがにこやかに先ほどの出来事がイベントの一環だったことを告げてくる。
食事の支度をしに行こうとする不死川と一人にされまいとする善逸の攻防戦が始まった。
そこに3年生から命じられて脅しに行った村田。
錆兎とランチタイムを楽しむ義勇の元へ腹をすかせた煉獄が姿を現した。
各寮の応援席のテントの立派さに驚く義勇と、その義勇の花嫁衣裳姿の愛らしさに湧き上がる一同。
3年金から順番に行われるそれに珍し気に耳を傾ける義勇。
馬車引きリレーが始まって、銀狼の第一走者の炭治郎が、他寮の妨害の中をひた走る。
馬車引きリレーの第三奏者まで錆兎視点。
アンカーからリレー終了後のやりとり。
とある銀狼寮のモブ寮生、茂部太郎から見た錆兎。
借り物競争のルール内ぎりぎりの不穏なやりとり。
借り物競争で借りてくるお題を口にした途端、恐ろしい形相の寮長に睨まれる茂部太郎の運命は…
ランチタイムにいつものように甘やかされて、それに少し不安を感じる義勇。
本来は寮生の一人としては抱いてはならない姫君への独占欲を自覚しながら、いつか義勇を手に入れる決意をする錆兎。
義勇のそばを離れるのをためらう錆兎をなだめるため、お菓子を持参で義勇の元に行く無一郎。
2人で楽し気に菓子を摘まむ様子に癒される一同。
藤襲学園の体育祭の中でもっとも過酷な競技、障害物競争。
そのデモンストレーションを行う錆兎。
それぞれに目標とするところに届かずに落ち込む炭治郎と煉獄。
寮長の一番の見せ場、藤襲風騎馬戦の準備をする錆兎。
藤襲風騎馬戦についての茂部太郎の言葉に動揺する義勇と、その義勇の動揺する様子に動揺する茂部太郎と炭治郎。
寮長達が様々な思惑を描く中、騎馬戦が始まった。
錆兎を集中攻撃しようとする童磨の目論見は見事外れ、真っ先に脱落する金虎。
その後、それぞれ自寮のために知力体力を駆使して勝利を目指す寮長達。
唯一姫君が自分で走る、体育祭最後の競技でもあるスウェーデンリレーを前に緊張する義勇と、それを宥める錆兎。
順位は関係ない。一刻も早く錆兎の元へ戻るために走るんだ…そう気持ちを切り替えて一路スウェーデンリレーの第一走者としてゴールを目指す義勇。
金狼寮に忍びこむ魔の手。
それに動揺する実弥が助力を求めた先は…
ある日不思議な悪夢を見た錆兎。
善逸からクルージングに誘われた義勇。
本来なら寮長を通すべきところを勝手に誘ったことに対してそれぞれ焦り怒る寮長達。
錆兎の来訪を告げられて、その要件を察した不死川は土下座謝罪をする。
クルージングの船でピュッフェを楽しむ一同を観察する善逸。
クルージングを楽しむ一同だったが、いきなりの嵐で船が故障。救命ボートに誘導されることになった。
推しがクルージングを楽しむ様子を観察するため同じクルージングを申し込んだはずが、いつのまにか事件に巻き込まれている銀狼寮の3モブ。
嵐の中をさすらった果てに、謎の孤島に漂着する救命ボート。
漂着した島を探索するうち、謎の壁画が描かれた不思議なドームを発見する一同。
一緒に漂着した大学生二人組が発見した小屋を野営地にするということで移動する一行。
決まった小屋わりごとに分かれて小屋に落ち着いた錆兎達。
全員が小屋に落ち着いたあと、食料の追加配布を理由に自身の小屋を抜け出す錆兎。
一旦は解散して全てをすませたあと、再度集まって話し合いを始める寮長3人。
二度目の解散のあと、暗殺者が判明したと報告に来る錆兎。
錆兎達が外で話していると、血だらけの男が逃げて来た。
青年がそれから逃げて来た化け物の特徴が、錆兎達の見た壁画に描かれている化け物と似ていることから、あるいはあの壁画が化け物を倒す方法では…という話が出る。
夜中に現れて朝に逃げていくまで、化け物と戦う自寮の寮長の活躍を目に焼き付ける茂部太郎達。
化け物が出た翌日、錆兎は義勇と宇髄、茂部太郎達と共に、海岸に救援依頼の目印を残しに行くついでに島を探索する。
夜…化け物が入ってこられない結界だった荒縄が何者かに燃やされた。
結界がなくなった拠点を化け物が襲ってきて、逃げまどう漂流者達。
他が徒党を組んで向かってくるだろう中を単身で優勝を勝ち取るのはやや辛いなと思っている錆兎の元に、金狼寮長の不死川と銀竜副寮長の無一郎が訪ねてきた。
不死川の金狼寮と無一郎の銀竜寮との同盟を持ち掛けられて悩む錆兎。
攻撃の標的になりやすいので義勇は自寮の陣地で守らせようと思っていたが、錆兎と一緒が良いと言われて義勇の身の安全を確保するのに一計を案じる錆兎。
当日まで色々忙しく準備する錆兎。
決戦前の準備期間、他寮との連携が思ったようにいかずに苦笑する宇髄。
いよいよ当日。他寮攻めに向かう錆兎と残る無一郎達。
攻めてきた錆兎率いる銀狼寮を迎え撃つべく状況把握に勤しむ宇髄。
宇髄達3年の虎寮組との交戦前。
単身で宇髄達虎寮の寮長組に遭遇した錆兎だが、とある情報を流して戦わずして相手を撤退させる。
虎寮組が金竜寮長を追うのを見届けて、錆兎は姫君だけが残された金竜寮の陣地で平和的にブレスを奪取する。
無事金寮の姫君のブレスレットをゲットして外に出た錆兎はそこに殺気だって立っている虎寮寮長組にぎょっとする。
寮としての勝利は確定したのだが、何故かゆっくり帰る錆兎。
そして突然休憩するぞと言われて戸惑う金狼寮の寮生たちに今回の諸々の種明かしをする。
義勇が同行していたことをしった金狼寮の寮生は改めて錆兎に色々確認をしてくる。
金竜寮長の様子を見張っていた村田から無事金竜が落ちた旨を伝えられたところで、錆兎は自寮に戻って残った金狼寮と銀竜寮と共に終戦宣言をする。
姫君戦争が無事終了後、不死川が秘かに錆兎を訪ねてくる。
義勇にそっくりの推しアリアのイメージの香水を完成させた茂部太郎
秋休み後、明日から新学期と言う日に無一郎から不穏を知らせる電話がきた
『姫君に献上したい物がある』そう言われて茂部太郎の部屋を訪ねた錆兎
新学期一日目のまだ平和な高等部の朝。
特に変わった事がなく午前中が終わり、杞憂だったかと思った錆兎だったが、昼休みに入って不穏な出来事に巻き込まれる
高等部に戻って自寮の寮生に声をかけた錆兎は、彼らから2年の様子がおかしいということを聞いて彼らが向かった食堂へと足を向けた。
錆兎が駆けつけて怒鳴りつけると、急に我に返って戸惑いを見せる村田。
新学期のモブ三銃士
2Aの様子がおかしいことに気づいた茂部太郎達は休み時間に2年生の様子を探りに行く。
女教師柏木亜子の境遇と野望
計画通り洗脳が進んでいく2年生にご機嫌な亜子
2年の寮長達を完璧に操れたことで、次は1年!とはりきる亜子だが、何故か洗脳が効かない錆兎
柏木亜子は危険人物だ…と、再認識した錆兎は、その対応を検討するため同級生の寮長、不死川と秘密裏に話し合いをもつことにした。
柏木亜子についての危険性や対応について話し合う錆兎、不死川、無一郎、そしてモブ三銃士の6人
柏木亜子から無一郎に、喧嘩を売るようなメールが届いたことで、自寮の姫君達にも害が及んだらと警戒する1年の寮長二人。
柏木亜子から義勇にかかってきた電話を録音させておいたスマホを手に戻る錆兎。
新学期が始まる当日、どこか落ち着かない気分の義勇。
柏木亜子からの電話とそれを撃退する錆兎
不死川と無一郎の他にもう一人、錆兎が連絡を取っていた人物が合流する
共闘を提案する錆兎に宇髄は一つの条件を出して来た
宇髄を引き込むに当たって、不死川と無一郎に身バレが可か不可かを問う錆兎
宇髄が合流。今後について色々すり合わせをする。
宇髄が正式加入してすり合わせをしていたところに、寮生から金竜寮の姫君が銀狼に助けを求めてやってきた旨が伝えられた。
柏木亜子の手先となった金竜寮長斎小郎が自寮の姫君である美和を亜子に売り渡そうとしているのを知って、洗脳されていない中等部生達が美和を銀狼寮に逃がしてきた。
そして銀狼寮の助力を乞う美和と銀狼寮単体で動くことを躊躇する錆兎。
結局、知ってしまったからには無視するわけにも行かず、錆兎は寮の名誉をかけて金竜を助けに行く決意をする。
決戦に向けて出てくる姫君グッズ
柏木亜子に不安を感じ、錆兎への権利を主張したい義勇。
金竜寮の救出戦を前に士気高揚のために演説をする錆兎
寮長である錆兎に相手にされなかったため、その寮である銀狼寮の姫君にライバル意識を燃やす亜子
とりあえず2,3年には効果が立証された洗脳薬を前に、1年の錆兎を落とすとともに、自分が学生時代に振られた憧れの男性の彼女だった女にどこか似ている銀狼寮の姫君を追い落とす妄想をする亜子
銀狼寮関係には手を出すな…と、雇い主であるJSコーポレーションから命が下って不満な亜子。しかし諦めきれない彼女は飽くまで自分で手を出さなければ良いと解釈をすることにして、虎寮組を操ろうと宇髄を呼び出す。
銀狼寮の姫君を陥れるための協力者を得たい亜子に呼び出された宇髄
亜子を巧妙に自分が望む方向に誘導する宇髄。
金竜の姫君の美和と共に金竜寮へ中等部生達を救出に向かう錆兎
竜寮前で金竜寮姫君の美和と共に、敵に回った金竜寮寮長小郎と対峙する錆兎
中等部生を人質に取り勝ち誇る小郎だが、茂部太郎の暗躍により形勢は一気に逆転した。
金竜寮の状況が落ち着いてホッとしたのもつかの間、今度は別方向から攻撃が降ってきた。
金竜寮方面から来る攻撃。危機的状況に陥った錆兎だったが、その時別方向から救いの手が伸びてきた。
危機一髪のところに援軍として駆け付けてくれた銀虎寮の宇髄と合流する錆兎。
錆兎がいないうちにと銀狼寮を訪ねる亜子
義勇に面会を申し込んだはずの亜子だったが、待たされたあとに出てきたのは銀竜の姫無一郎だった。
銀竜、金狼、金銀虎寮、その全ての寮長達がグルだった!と知って絶望する亜子だが、それで諦めるどころかかえって怒りを蓄積させていく。
絶対にこのままでは終わらない!不屈の闘志を燃やした亜子が取った行動は…
その日…義勇は炭治郎と善逸と共に炭治郎の部屋で過ごしていた。
その日…義勇は炭治郎と善逸と共に炭治郎の部屋で過ごしていた。
亜子の悲鳴を聞きつけて駆け付ける炭治郎と、それを追う1年生姫君二人。
不死川に拘束されている女性教師を前に戸惑う姫君達
銀狼寮の姫君を前に、ここぞと口撃を始める亜子。
義勇の面倒を見させられている錆兎が気の毒だという亜子の言葉に落ち込む義勇
敢えて義勇を口撃するような亜子にキレる不死川。そこに錆兎が帰還する。
勝ち目がないならせめて少しでも銀狼寮の姫君に悪評を…そして邪魔をした不死川を道連れにと画策する亜子
錆兎が戻ってきたところで、不死川の暴挙を訴えようとする亜子。
亜子の話を聞いたあと、錆兎が話し始める。
完全に反論を封じて亜子を撃退する錆兎。
姫君制度の有用性と義勇と彼との関係について完膚なきまでに言い任されて撤退を余儀なくされる亜子だが、そこに無一郎からの罪状の追及の手が入る。
負けを認めた亜子にそれでも不死川が追求しかけるが、無一郎が間に入る。
一応完勝し、その戦勝祝い。
錆兎達が勝利を祝っている頃、この勝利によって実家が罪の追及をされるであろう善逸を気遣って、不死川は彼の育ての親の桑島老を訪ねた。
桑島老の依頼で今回の事件の中枢にいた善逸の実家を救うべく、裏で動く不死川。
今回の騒動を巻き起こしているのが自分の父親の実家だったことにショックを受ける善逸を前にどうしていいかわからない不死川。
落ち込む善逸に困り切った不死川の元に、最強の皇帝がヘルプのために訪ねて来た。
その後の善逸と不死川と財閥について
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