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オンライン殺人事件_アオイ
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kmt 狙われやすい少年について
──蔦子ちゃんの母方の叔父は…義勇君に異様な執着心を持っていると言う事なんです。 と言う言葉から始まった勇也から聞いた話は、おおかた錆兎の予想通りのものだった。
勇也は嘘はついていないだろう。 嘘をつく理由もないし、誤った情報を流させたいなら、こんな若者ではなく、もっとそれが上手そうな海千山千な人物を送り込んでくると思う。
──義勇君、無事回収したよ。危機一髪だったみたいだけど… と、村田からメッセが届いて錆兎はホッとした。 これで安心して情報収集に集中できる。
──遅くなってごめんね~。じゃ、行こうか。 それから数分後、多目的トイレのドアをノックしながらかけられる聞いたことのあるその声に、義勇はおそるおそる外へ出た。 そこには錆兎さんが言っていた通り、村田さんが立っている。
──今日はどうしても外せない用事があるから、駅までですまないな。 初日のあの厳しい態度が嘘のように、錆兎さんは意外に過保護だと思う。
宇髄からの返答は驚くほど早く来た。 聞いて電話を切って実に30分。
もともと錆兎は割合と日々忙しく過ごす方ではあるのだが、今日はそれでも一日かなり怒涛だった。 まず先日の姉弟の弟の義勇の方に大学に押しかけられて、なし崩し的に諸々に巻き込まれることに決めて、その後、とりあえず介入するのにある程度の関係は築いておいた方がいいと、雇用契約を結ぶ。