村田の人生やり直し中_目次

01_プロローグ
無惨戦が終わったあと、蝶屋敷で養生している義勇の見舞いに足を運んだ村田が聞いたのは、義勇の怒声だった。

02_冨岡義勇の逆鱗
不死川の発言を錆兎をバカにしているものと取って激怒している義勇。
しかし事情と発言内容を聞いておそらく誤解だろうと察した村田は仲裁に乗り出した。

03_錆兎という少年
どうやっても当分一緒に養生する不死川が義勇と平穏にやっていくにはまずは義勇にとって錆兎がどれだけ特別なのかを知ってもらわなければならない。
そう考えた村田は不死川に錆兎についての説明をすることにした。

04_それぞれの最期
義勇と不死川を看取ったあと、ほどなく事故で命を落とす村田。

05_村田、人生を巻き戻る
死んだと思った村田だったが、いきなり数年前に死んだはずの師匠の声と拳骨に目を覚ましてみれば、最終選別当日の朝になっていた。

06_人生二度目の最終選別
二度目の最終選別で錆兎と再会し、前世で不死川達としたもし錆兎が生きていたら犠牲が減ったかもという話を思い出した村田は、今回の選別は錆兎を生かして超えさせることを目指すことに。

07_自分と錆兎の生存戦略
錆兎を生かして最終選別を超えさせることを今生の目標にした村田だが、では実際どうすればいいかと言うと悩んでしまう。

08_同行者
無邪気な義勇の申し出でなんとか錆兎と義勇との同行を許可される村田

09_困った笑顔
同行を許可されて雑談をするうち、錆兎がどういう心境で選別に臨んでいるかを聞いて、少し驚く村田。

10_怪我
錆兎達と同行することになった村田。
初っ端に義勇をかばって軽い怪我を負う。

11_仕事の交代
鬼が出る夜が明けて朝になると錆兎が寝て義勇が色々と活動を始めるのを手伝う村田。

12_一晩で鬼10体
鬼が出ぬ日中を錆兎と義勇と共に過ごす村田。

13_姉弟子が亡くなった理由
錆兎と義勇と雑談する中で、村田は二人が前年度に姉弟子が最終選別で死んだ原因について調べたいと思っていると聞く。

14_鬼の気配
夜が明ければ最終選別終了と言う最後の夜、とうとう進む先に強い鬼の気配を感じる3人。

15_恨みを持つ鬼
前世で錆兎が敗れたのであろう巨大な鬼に遭遇する3人。

16_選別最後の戦い
いったんは怒りで冷静さを失った村田の言葉と義勇の行動で平静さを取り戻し、最後の鬼を見事討ち果たす。

17_選別後
全員無事生還した奇跡の最終選別。
晴れ晴れしい笑顔で師範の元に帰る村田。

18_平々凡々なはずの村田のとてつもない偉業
師匠の元に落ち着いて、最終選別の出来事について話す村田。

19_全滅任務
錆兎を生かしたことで未来が変わったらしい。
最終選別後、村田が初めて就くことになった任務は、前世で参加者全員が全滅した任務だった。

20_錆兎と同じ班になりたい
大勢の同期と共に錆兎と義勇も同じ任務に参加していた。
そして新人は3人一組で先輩たちの班に入ることに…

21_不穏な任務と生存戦略
錆兎に過剰に絡む総指揮の太田に不安を覚える村田。

22_寂れた村と少年たち
任務が始まって意外に上手に太田を転がす錆兎。
一方村田は班の中に見知った顔にそっくりの人物を見つけて謎に思う。

23_任務と目的
村の探索中、鬼が出てくると他に待機をさせて自分が斬りに行く太田。
その行動の意味に気づく碓井と錆兎。

24_おびき寄せ
錆兎と碓井の雑談から、今自分たちが置かれているとんでもない状況を知って青ざめる村田。

25_これじゃないっ
順調に鬼を斬っていた太田がいきなり首を斬ったはずの鬼に殺される。
見れば斬ったはずの首が何故か元に戻っていて皆動揺するなか、錆兎と碓井が動く!

26_察知
隠れている鬼の本体を探る錆兎とそれに続く一行

27_最終戦
ボス鬼の本体が隠れる広場へとたどり着く一行。

28_種明かし
鬼を倒したあと突如現れた現炎柱。
そして音柱も自らの身分を明かして身を潜めていた事情を明かす。

29_再会と敵対心
鬼殺隊に入隊して2年の月日が過ぎた頃、今生で再会した不死川に何故かライバル視されて追い回される村田。

30_絡まれる理由
長期任務の間にした話で、不死川が村田に絡んでくるのは、旧友の一人の発言が理由だと判明する。

31_甲、村田隊士
錆兎の友人として有名になってしまった村田は過剰な期待に潰されないよう必死に生きているうちに、前世よりもはるかに上の階級、甲になっていた。

32_嵐を呼ぶ任務
甲になった村田は久々に錆兎と義勇、それに不死川と一緒に任務につくことになった。

33_夢まぼろしを見せる妖
揉めながらもたどり着いた現場で村田の目に飛び込んできたのは、死んだはずの大切な初恋の少女だった。

34_錆兎と義勇と輝利哉様
錆兎の手が塞がっていてたまたま鬼の幻に惑わされなかったために頼まれて斬った鬼が十二鬼月で、村田はなんと柱に就任することに…。
自分じゃ無理だ絶対に無理と断ろうと思っても断らせてもらえず焦る村田。

35_初柱合会議
逃げることが出来ないまま、村田は初めて柱合会議に参加する。

36_若手の柱のお食事会
柱合会議後、若手の柱みんなで食事に行くことに…

37_呼び名
食事会の席では各々の呼び名の話題などで盛り上がる。

38_やさぐれ実弥
村田が柱になって3か月ほど過ぎた頃、不死川が風柱に任命された。

39_弱さの証明1
兄弟子を犠牲に十二鬼月を倒した弱い自分は柱になる資格はないと言い張る不死川。
それに村田は自分だって弱いが柱をやるしかなくてやっているんだと、自分の弱さについて改めて語る。

自分のことを強いと思っている不死川の誤解を解くため、村田は最初に錆兎と出会った最終選別のことから話し始めることにした。

自分は実力がないため柱になりたくないと思う不死川とそれを説得しようとする錆兎。

不死川から見た村田。

前世で聞いていた不死川の兄弟子が死んだ件が今生でも起きたことで、村田は義勇が水柱にならなかったことで自分が代わりに炭治郎を救いに行かなければ大変なことになるのを思い出す。

前世の義勇の代わりに村田は炭治郎を救いに行くことに…

竈門家に行く途中で炭治郎に出会った村田。
そのまま炭治郎と共に竈門家に向かうと、そこはすでに血の海だった。

末弟はもう助からない重傷を負い、禰豆子は鬼になった。
そんな残酷な現実の中でも立ち止まるわけにはいかず、村田は炭治郎にやるべきことの指示をする。

竈門家で共に墓穴を掘りながら、村田は全ては明かせないができうる限り炭治郎の質問に答えていく。

禰豆子は人を喰わないしいずれ人に戻せるのだ…と言うことを自分だけ知っていても鬼殺隊で認めてもらうことは出来ない。
なので村田は錆兎に協力を仰ぐことにした。

前世で炭治郎が鬼殺隊に入るきっかけになった竈門家の家族の死は変えられなかった。
その代わり前世と同様、炭治郎と禰豆子を鱗滝に託すことには成功した。
その他にも前世ではこの頃には亡くなっていた胡蝶カナエも生存していて、変わらぬ未来、変わらない未来が混在している。

炭治郎の錆兎に対するとんでもない認識違いを指摘修正する村田。

錆兎との関係を問う炭治郎の質問に「将来を誓い合った仲」と返した義勇の言葉に、色々疑問が噴出する村田。

義勇の発言の真意がわかったところで、村田はかねてから気になっていた錆兎の炭治郎との距離感について尋ねることにした。

炭治郎を鬼殺隊に入隊させてから時は巡り、前世では村田と炭治郎が初めて出会って、その後、禰豆子のことが問題視されて柱合会議で話し合われることになった那田蜘蛛山の任務の時期が訪れた。

前世ではさんざん揉めたらしい炭治郎の身の処遇だったが、今生では色々な人間関係から大勢が味方をしてくれて、感動する村田。

炭治郎と禰豆子の問題が片付いたところで、村田は次の難題、煉獄の死を回避する方法を考え始めた。

前世で煉獄が戦死した任務を誰に任せればいいかと考えると、とにかく死なずに時間を稼ぐという意味では義勇の凪付きの錆兎一択だろうと言うことで、村田が錆兎に頼み込み、前世で煉獄と一緒にいった炭治郎達3人組と付き添いの自分、そして錆兎と義勇で任務に当たることになった。

休暇を利用して私服で手伝いに来ただけあって、普通の旅行でいちゃつく恋人同士のような錆兎と義勇を羨みながら凝視する炭治郎と善逸。
前世では柱が一人亡くなったとは思えないほど、その任務の始まりは穏やかで平和なものだった。

急いで下弦を倒せば上弦とかち合わずに済むかと思っていた村田だが、考えが甘かったようだ。むしろ下弦を早く倒した時間分、早く上弦が現れてしまう。

すさまじい圧を放ちながら登場した上弦の参は、しかしどこかとんでもなく変わった鬼だった。

ようやく煉獄の死を回避できてホッとしていた村田だが、次は上弦の陸戦か…と思っていたところに、なんと錆兎の留守中に内緒で連れ出された義勇が血鬼術にかかり、帰ってきた錆兎にその状況を伝えて欲しいと恐ろしい依頼をされる。

ある日、村田が任務から帰ると、なんとお館様直々にお呼び出しがあった。

説得に行った錆兎の家で、お館様を無意識に”耀哉”と呼んだ錆兎に事情を聞いてみると…

継子という立場でありながら師範の錆兎の命を破った義勇に苦言を呈しかけたが、美少女になった義勇にあっさり泣き落される錆兎。

前回に続いてまたまたお館様直々のお呼び出し。
そして無理難題を依頼される村田。

お館様からの依頼を伝える村田を前に怒りに震える錆兎。
村田に怒りをぶつけてくるわけではないが、大変きまずい。
そんな中でいきなり空気を変えたのは突然現れた同期の隠の百舞子だった。

遊郭に潜入する必要があるなら義勇ではなく新人3人組を潜入させればいい。
そんな百舞子案が採用されることに。

全員が京極屋に居るわけにも行かないので、錆兎と義勇、そして村田は産屋敷が秘かに購入した京極屋の傍の揚屋に待機することに…。

京極屋を見張るため、近くの揚屋の主として待機する錆兎とその傍にいる義勇と村田の日常。

京極屋近くの揚屋で平和に待機中の錆兎をなんと上弦の参が訪ねてきた。

上弦の陸戦は善逸が拉致されたことから始まった。

捉えられていた女性達の避難を手伝ってから急いで戦場に戻った村田と善逸の目に飛び込んできたのは、まるで芝居のように華麗な様子で上弦陸を倒す錆兎達の姿だった。

上弦の陸戦後の報告会で何か気づいたことは?と尋ねられたお館様の言葉に「錆兎がカッコよかったです」と答える義勇。

次の上弦戦の人選に揉めるお館様と錆兎、そしてそれに巻き込まれる村田。

自分は上弦と遭遇したことがないので経験を積みたいから代わって欲しい。
そう言われた宇髄が譲る形で伊黒が同行することになった今回の任務。
義勇が女性化していて錆兎と義勇もカップル感が満載だし、村田は一人所在がない。

せっかく温泉のある刀鍛冶の里に来たので温泉に入ろうということになったのだが、どういう組み合わせで入るかで揉める一同。

甘露寺たちと温泉で和む義勇に熱い視線を送りながら、炭治郎が村田相手に暴走する。

村田相手に騒いで伊黒と錆兎に叱られてしょげかえる炭治郎。

いきなり義勇の着替えの下に出現したため、無一郎と炭治郎、少年二人から変態扱いされる上弦の伍、玉壺。

上弦の伍を倒したあと、村田は義勇と共に上弦の肆と戦う錆兎達と合流しようとするも、上弦の肆は思いがけないアクシデントによりあっけなく倒されることになる。

上弦の肆、伍、陸が倒れたことで、お館様はそろそろ本格的な対無惨戦に備えて隊士達を柱に鍛えさせる”柱稽古”を始めることになり、村田は錆兎にそのための設備制作を手伝ってもらうことになった。

柱稽古が始まって数日後、宇髄の所で訓練を終えて最初に単身で村田の所にたどり着いたのは、栗花落カナヲだった。

初めての到達者のカナヲが突破してしばらくして炭治郎達が来た。

水柱屋敷での最後の参加者を次に送り出して、片付けを始める村田と錆兎。

仲良く昼食を終えて午後の片付けを始めようかとしていた村田と錆兎の所にやってきた鎹烏達が伝えてきたのは、元鳴柱、桑島慈悟郎の死だった。

自分が早い段階で死んだと知れば落ち込むかもしれないと村田が心配したわりに、「戦いの場で感情を制御できずに死ぬとは、本当に未熟者だな」とあっさり言う錆兎。
あまりに当たり前に言う錆兎に、こんなことならもっと早く全てを打ち明けていれば救える命もあったかもと落ち込む村田。

村田から全てを聞いた錆兎はお館様とも情報を共有して説得すると村田を伴って産屋敷邸を訪ねる。

村田が知っている前世の出来事についてお館様と錆兎とのすり合わせが終わったところで、最終決戦に向けて臨時で柱合会議が開かれた。

今生では巡り合わせで柱になってしまったが元々は一般隊士だった程度には他より弱い自分に最終決戦で一体何ができるだろうか…そう考えた村田は、花柱屋敷の義勇を訪ねることにする。

義勇独自の水の呼吸の型、凪を教えて欲しいと頼み込む村田。
断られるかと思えばあっさり了承されたが、その条件は錆兎を絶対に守り切って無事に返すと言うことだった。

いよいよ無惨がお館様の元へと現れたところで、お館様ご一家を避難させ珠世が無惨に薬を仕込む隙をつくるという重要な役割を担った錆兎と村田が母屋に駆け付ける。

錆兎が無惨の気を引いている間に村田はお館様ご一家を急ぎ避難させる。

何故か互いに和やかに再会を喜び合う猗窩座と錆兎。
そんな二人に村田が戦いのルールの提案をする。

ルールを明確化した上で、猗窩座と錆兎の勝負が始まった。

乱入してきた童磨に怒った猗窩座と共に戦う錆兎。

協力して童磨を排除することに成功した錆兎と猗窩座。
だが、その後に待っていたのは猗窩座の死だった。

思ってもみなかった猗窩座の突然の死に落ち込む錆兎。
それを前にどうしていいかわからず立ちすくむ村田。
そこに飛び込んできたのはなんと死んだと思っていた宇髄達だった。

宇髄達と共に最後の上弦、黒死牟の元へ駆けつける村田と錆兎。
しかしそこでは何故か黒死牟も含めて全員戦うことなく、座って何かを待っていた。

色々と揉める辺りを宥めながら、仲間と共に無惨のところまで急ぐ村田。

村田達がたどり着いた先に居たのは、気味の悪い肉色の塊だった。

前世よりも随分と早く無惨の元へ辿り着いたため、まだ珠世も吸収されずに生きていた。
そこで今度こそ誰も欠けずに打倒無惨を目指す村田。

薬で弱っているはずなのに無惨は強かった。
少女のカナエに守られて自分の無力さに絶望する村田。

もうだめかもしれない…そう諦めかけた村田の前に現れたのは満身創痍の…しかしまだ戦う意志を失くしていない錆兎だった。
その錆兎に促され、村田は彼と最後の攻撃に挑む。

錆兎の獅子爆流と村田の凪で始まった最後の攻撃。








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