鬼を滅ぼしたあと、寿命で死んだ義勇はお館様こと産屋敷耀哉様そっくりの”さんたくろうす”に願いを一つ叶えてやると言われ…
義勇が巻き戻ったのは姉の祝言の前日…つまり姉が食われてしまう日の夜だった。
前世と同様、親戚の元に送られそうになって逃げだす義勇だが、今回は前世と逃げた日にちがズレていたため、前世で助けてくれた猟師と出会うことができず、途方に暮れる義勇。
かつてよく利用していた山の麓の休憩場までたどり着いた義勇は、修業中にそこに寄った錆兎と出会う。
両親を鬼に殺された後、祖父の元兄弟子の鱗滝左近次先生の元で修業中だった錆兎は、ある日、愛らしい少女義勇に出会い、錆兎の嫁になりたいという彼女の希望を受け入れて将来を共にする約束をする。
錆兎に再会できただけではなく、前世では錆兎と同じく死に別れた真菰にも妹のように可愛がられて、狭霧山で幸せな生活を送る義勇。
三人揃って最終選別を受ける前夜、真菰がサプライズの贈り物を計画して贈ってくれる。
鬼殺隊の最終選別に参加した少年村田は、鬼に殺されそうになったところを不思議なきつねの面を被った少年少女に助けられる。
村田を助けてくれたきつねっこ達はその後参加者全員を助けて安全な場所に連れて行き、一緒に選別を超える希望者を募る。
結局全員共に行動することを希望して、まるで何かの訓練行事のような集団行動が始まった。
このまま全員無事に突破と思われた合宿最終日の夜、きつねっこ達でも敵わないかもしれないと言うとても強い鬼が近づいている事を知り、退治に行くきつねっこ達に同行する村田。
なんとか強敵を倒して迎えた最終選別の終わりの朝。
最終選別を無事突破して、3人揃って狭霧山に戻るきつねっこ達。
柱合会議で前回の最終選別で隊士になった狭霧山のきつねっこ達の話題がお館様から出て、好奇心にかられて彼らを見に行くことにする宇髄。
好奇心からきつねっこ達の参加する任務に加わることにした宇髄。
その彼が目にしたのはおとぎ話の主人公たちのように愛らしくも聡い子ども達だった。
任務決行の時間が近づいたので、柱であることを隠し、2年前に鬼殺隊に入ったただの隊士としてきつねっこ達と合流する宇髄。
いよいよ作戦が決行。
しょっぱなから予想外の展開になって動揺する大人たちと冷静なきつねっこ。
班に分かれて突入後、真菰に手鬼やきつねっこの面について聞く宇髄。
首を斬っても倒れぬ鬼を前にきつねっこの少年が使った型は、宇髄が幼い頃に寝物語に聞いたおとぎ話の主人公が使っていたものだった。
どんどん奥へ探索の手を広げる宇髄達。
そのうち一つの部屋で振袖の少女が震えていた。
総指揮の津雲の班の半壊の知らせを受けて、いったん中央に戻って津雲班の救出に行くことにしたきつねっこ達。
途中、外で待っている待機組には厳しい状況をなるべく悟らせず、あえて無邪気な子どもの部分を前面に出す彼らを支えてやりたいと思う宇髄。
他には一切頼らずに自分で背負う錆兎が自分のことは目上と認めて頼ってくる様が可愛くなってくる宇髄。
津雲達の救助に向かった錆兎達は、津雲の班にいて逃げてきた隊士と会う。
中央の最奥にいる本体。
いよいよそれを倒すことに!
本体を倒したタイミングで到着する救援。
新米隊士不死川実弥が入隊2か月ほどで就いた任務は鬼を多数討伐する大掛かりな任務だった。
今日の任務を仕切るのが同い年の水柱だということが気に入らない不死川。
そんな不死川に何度か同じ任務についたことのある一般の隊士村田が自分と水柱は親友なのだと告げる。
任務の集合場所に現れた水柱はきつねっこのあだ名の通りきつねの面を被っている不思議な少年だった。
そのどこか現実離れした空気に臆したことを恥じた不死川は勢いで悪態をついて、そして後悔をする。
水柱は不死川の暴言に怒らないどころか怒る周りからかばいさえする。
それがさらに気に入らない不死川。
そこにどうやら水柱を補佐してやろうと思っているらしい音柱登場。
彼には年相応に頼ってみせる水柱にさらにもやもやする不死川。
現場が広いためきつねっこ3人と宇髄がそれぞれ率いて4班に分かれて探索することになった一行。
義勇の班になった不死川は今度は同じ班の煉獄を褒める義勇が気に入らない。
煉獄とは彼の大変な境遇とそれでも努力している姿勢を知って和解する不死川だが、義勇の言葉にまた暴走して班を巻き込んで思わぬ場所に飛ばされる。
飛ばされた部屋には退路はなく、仕方なしに奥に進むとそこになんと下弦の鬼がいた。
分身を作る下弦に最初は善戦をしていたものの、次第に疲れがたまって動きが悪くなっていく義勇達。
とうとうこれまでか?と思った瞬間、待ちに待った助勢が現れる
あっという間に下弦を倒して、あっという間に置いてきた真菰の補佐のために駆け出していく錆兎。
それを呆然と見送る不死川達に、残った宇髄が今回の任務の裏事情を説明する。
任務後も錆兎を訪ねて水柱屋敷に入り浸るようになった不死川。
初めて任務を共にしてから2年後…とうとう煉獄が柱になった。
煉獄の炎柱就任祝いが水柱屋敷で開かれたその日、錆兎は義勇と村田と共に炎柱屋敷を訪ねることに。
就任祝いをこっそり抜け出して炎柱邸を訪ねて煉獄の父、槇寿郎と話をする錆兎。
錆兎に頼まれて花柱屋敷の手伝いに勤しみ始める不死川。
きつねっこ達が狭霧山に里帰りしている間に不死川が下弦を斬って柱に就任した。
…が、それは同時に彼を救って導いてくれた兄弟子の死を代償としたものだったため、荒れる不死川。
めでたく柱になったものの兄弟子の死で荒れる不死川が徐々に立ち直りを見せるまで。
自分が柱になったことに納得しきれないまま任務をこなす不死川。
その日も任務を終えて風柱屋敷に帰還した彼の元を訪れたのは、助けを求める花柱屋敷の少女たちの伝言を携えた鎹烏だった。
カナエが上弦の弐に遭遇した!と花柱屋敷の少女達に助けを求められて不死川が現場へ向かっていると、前方を思いがけない二つの人影が走っていた。
なんとか救出にまにあったものの、重傷のカナエを抱えて上弦の弐を前に撤退が出来ずピンチの3人。
そこに遅れて登場したのはきつねっこ達。
かろうじて撤退したものの、重傷のカナエを前になすすべのない不死川。
前世では死んだ胡蝶カナエが命を取り留めたことで義勇は改めて今生は前世とは色々が変わっているのだと悟る。
17歳の誕生日の日、錆兎の18歳の誕生日に向けて再度意思確認後プロポーズをされる義勇。
祝言のために真菰が用意してくれた白無垢は…
祝言、錆兎視点
祝言、義勇視点
この世を錆兎の血筋で満たしたいという野望を果たすべく、第一子を身ごもった義勇だが色々と見通しが甘かったことに気づく。
18になった義勇は大きな腹を抱えて赤子のために産着などを縫いながら、ふと前世で炭治郎を助けたのはこの子が産まれる少しあとくらいの時期だったか…と思い出す。
子が産まれても、子を花柱屋敷に預けて錆兎に随行する義勇。
それを申し訳ないと思う錆兎と、預かりたいカナエ。
雲取山でとある一家が鬼に襲われるのでそれを阻止して欲しい…
錆兎はある日いきなり身重の愛妻にそう言われて雲取山へと向かった。
雲取山の炭焼きの一家を狭霧山に連れて行ってから2年後、鱗滝先生に大切な話があるので顔を出すようにと言われて、どうせならと義勇と息子たちも連れて狭霧に行く錆兎
2年ぶりに錆兎が狭霧山に戻ってくると聞いて、2年前に自分たちが彼にここに連れてこられた時のことを思い出す禰豆子
憧れていた相手との2年ぶりの再会をそわそわしながら待つ禰豆子
錆兎が鱗滝先生に呼ばれた理由…それは炭治郎達の最終選別後の身の振り方についての相談だった
身元引き受けが決まってから炭治郎と禰豆子に稽古もつける錆兎と真菰。
そうするうち炭治郎は岩を斬ることができたが禰豆子は出来ない。
無理に隊士にならないでも…とみんなに言われて禰豆子が取った行動は…
炭治郎達の最終選別の日に入っている任務を代わってもらえないかと宇髄に頼む錆兎
炭治郎達の最終選別の最終日、竈門兄妹を待ちながら、彼らの今後と錆兎にあらたにできた事情について話をする鱗滝先生と錆兎と真菰
いったんは継子として竈門兄妹を引き取ることにした錆兎だが、時間が取れない事情が出来て、煉獄家へと預けることに…。
その理由は現在義勇の腹に居る子だった。
錆兎が他のことをするのに時間が取れないほど忙しくなる…それを聞いて、その間、4人の息子たちを預かりたい人間たちによる息子争奪戦が始まった。
遊びに来た炭治郎から前世で杏寿郎が死んだ任務に就く話を聞き、止める義勇。
杏寿郎でダメな相手に対峙するには…と人選に迷った結果、杏寿郎の父、元炎柱の槇寿郎がその任につくことになった。
見事な剣技を披露する槇寿郎を鬼にならないか?とスカウトする上弦の参猗窩座。
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