2025年4月7日月曜日
kmt 短編
義勇が甘露寺さんと体育館に行くと、そこには当たり前だが剣道着を着た鱗滝君と煉獄君がいる。
2025年4月5日土曜日
月曜日…途中で甘露寺さんに呼び出されて宇髄君の話を聞いて時間をとられたが、その後のクレープ屋さんでは楽しかったどころか、なんと鱗滝君と付き合うことになってしまって、夢見心地の義勇。
2025年4月3日木曜日
翌日、宇髄は関わったこと、自分の対応など、全てを後悔をする。 宇髄が朝に登校してみれば、なんだか隣のクラスが騒々しい。 宇髄のクラスの多くの同級生達も隣のクラスを見に行っているようだ。
2025年4月1日火曜日
──不死川~、とりあえず許す条件は聞いてきたぜ? そう連絡を取ったのが電話でもなければ直接でもない、Lineだったのは理由がある。
2025年3月30日日曜日
「なあ…もしかして、あいつらつきあってたりすんの?」 義勇を呼び出したら何故か鱗滝錆兎までついてきた時点で、宇髄はかなり動揺したが、二人がこれからクレープを食べに行くというのを見送った頃にはだいぶ落ち着いてきた。
2025年3月28日金曜日
そうして二人でクレープを頬張りながら、おしゃべりをする。 甘露寺さんならとにかく、鱗滝君とこんなことできるとは思ってもみなかったが、すごく楽しい。 鱗滝君自身は恥ずかしいというが、今どきスイーツ男子なんて別に特に変な事じゃないと義勇は思う。
2025年3月26日水曜日
マックから5分ほど駅の方に戻ったクレープ店。 ちょうど学校帰りの学生が多い時間帯で、義勇達が着いた時には数人並んでいた。 そこで鱗滝君はメニューの写真を撮ると、義勇を連れて座席の方へ。
2025年3月24日月曜日
その日は待ちに待った鱗滝君と放課後にクレープを食べに行く日。 やっぱり好きな男の子と出かけるのだから、少しでも可愛くしたい。 なので姉に頼んで普段は下ろしっぱなしの髪を可愛く編み込みにしてもらった。
2025年3月22日土曜日
甘露寺に呼び出してもらって待つ事10分弱。 3人の前に姿を現した義勇は一人ではなかった。 それを甘露寺は知っていたらしく、甘露寺以外のこの世の全てがどうでもいい伊黒は義勇が一人で来ようと二人で来ようと興味はないらしい。 しかし宇髄にしてみたらそれは大問題だった。 義勇が一人じゃな...
2025年3月20日木曜日
…俺って馬鹿みてえに人が良いんじゃね? と、宇髄は今、目の前に山盛りのマック商品を積まれて目を輝かせている甘露寺を前に自分自身に対して呆れ返っている。
2025年3月18日火曜日
──やっぱ、あれかぁ?マジうめえって言ってやるべきだったかァ? 土曜の帰りの時間。 私立産屋敷学園は土曜は半日授業である。 中等部生はほとんど自宅に帰って昼食を摂るが、宇髄の家は両親とも仕事で海外で実質一人暮らしなので、土曜の昼は途中で学生でも入りやすいファストフードで食べること...
2025年3月16日日曜日
──最低だなっ!! と、まず煉獄君が言う。 彼的には普通の声で言っているつもりなのだろうが、彼の声はとにかく大きくてよく通るので、部屋中のクラスメートたちの注目がこちらに集まった。
2025年3月14日金曜日
義勇達の班は全員仲良しで、いつも班ごとの行事ではなくても班員が一緒に行動していた。 だが、クッキー希望者とカップケーキ希望者に分かれることになった調理実習で、カップケーキを作るという男子達に甘露寺さんが自分達は今回はクッキーを焼くからと宣言してくれた。
2025年3月12日水曜日
最初の席替えは名前順。 その時は前方の席の鱗滝君を後ろの方の席から眺めるのが義勇の楽しみだった。
2025年3月10日月曜日
最初の席替えの次の席替えは生徒が好きな相手同士で班を作って、その班の位置だけを先生が決めるというものだった。
2025年3月8日土曜日
kmt 生贄sbg
庭である…そんな認識も吹き飛んでしまうくらいに、義勇の目にはそこはまるで外のように木々が生い茂る広い空間だった。 もちろんその木は綺麗に秩序を持って植えられていたものではあったのだが、生まれてこの方部屋から出た事がほぼない義勇にそんな違いが分かるわけはない。
2025年3月6日木曜日
…寒い…喉も痛い…ついでに身体の節々が痛む… 目を覚ました時に感じたのはそんな不快感だった。
2025年3月4日火曜日
細い…小さい…脆い…… ………… ………… ………… 怖い…怖くて、怖くて……… 壊しそうなのが怖くて仕方がない…… 岸にたどり着いた時に止まっていた呼吸はなんとか再開した。 弱々しい呼吸と鼓動。 ちょっとした刺激で壊れてしまいそうな脆さ…… 守りたいのだ。 守ろうと思うのに、ま...
2025年3月2日日曜日
バシャーン!!と派手な水しぶきをあげて海へと落ちた錆兎は、その衝撃に一瞬顔をしかめるが、すぐに目を見開いて必死に白い姿を追い求めた。
2025年2月28日金曜日
…え? 驚くべき速さで走り去る少年。 ついさっきまで打ち解けていたように思ったのに何故?? と、炭治郎は唖然とそれを見送って、次の瞬間ハッとする。 まずい!逃げられたっ!!つかまえなくてはっ!!! そう気づいた時には少年は遥か遠くまで逃げてしまっている。 弱々しい感じなのに逃げ脚...