オンラインゲーム殺人事件再びっ7章_6(完)

「…これ…思い切り誤解されとるやん。どないするん?」 カミングアウトをした矢先にいきなり逆戻りな事にさすがにため息なアントーニョ。 その隣ではアーサーが真顔で 「いっそ本当にお前が跡取りだったら良かったのにな」 と言う。 「あ~ちゃん、やめたってや~...

オンラインゲーム殺人事件再びっ7章_5

それからはすごい騒ぎだった…。 結局千秋はあの時小五郎から聞いた事、アゾットの日記などの事を言って詰め寄って、最終的にスミスから騙してた事、そのまま跡取りを殺させるように千秋をしむけた事などの証言を引き出す事に成功していたらしい。 それは隠しマイクを通して雑誌社...

オンラインゲーム殺人事件再びっ7章_4

「アーサー、やっぱりトーニョ達追う?」 ティモシーが戻ると同時にアントーニョ達 3 人が出かけて 1 時間ほど経過。 ソファの上で膝を抱えてうずくまるアーサーをフランとティモシーはしばらく困った顔で見ていたが、耐えられなくなったのはフランの方だった。

オンラインゲーム殺人事件再びっ7章_3

「 ギルっ! デートしねえっ?! 」 電話をひっつかむとバッと立ち上がってリビングを出ていき、そのまましばらくした後、リビングにまた舞い戻った香の第一声がそれだった。 てっきりその手の冗談は苦手なので怒るか戸惑うかするかと思っていたが、ギルは 「ダブルデ...

オンラインゲーム殺人事件再びっ7章_1

「ね、千秋ちゃんについてるシドニーはとにかく、ティモシーはどこ行ったの?」 事件に関わるのは無理だから家事にいそしもうと開き直ったのか、スコーンにプティフール数種、フィンガーサンドイッチを 3 段のトレイにしたモノを用意して設置しながらフランが聞く。

オンラインゲーム殺人事件再びっ7章_2

「もしもし、ばあちゃん?ちょお聞きたいねんけど…お母ちゃんのお父ちゃんて……」 電話をかけたのは母方の祖母の家だ。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_9

こうして千秋が納得して帰ると、小五郎ともメアドと携番を交換してギルベルトはいったん帰宅した。 千秋の方はあらかじめ顔が割れていないシドニーが尾けている。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_8

「ギルっ!ホントにキャラのままなんだねっ!」 探偵なりきりの割に危機感がないのは兄弟共通らしい。 翌日呼び出しにあっさり応じて吉祥寺の駅ビル内のカフェレストランまで普通に…ギルベルトの感覚だとノコノコと出てきたのは、前回の事件で殺されたウィザードのエドガー事、芳...

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_7

「もう…なんなのよ、この人達。二人揃って悪人面して…」 目と目で通じあっているっぽぃギルベルトと香を遠目で見ながら、フランシスは肩を落とした。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_6

それでもとりあえずやるべき事はやらなければならない。 香達も含めて 5 人で夕食を取ったあと、ギルベルトはバット 3 人と接触を取るのに連絡を取り合うため、リビングで全員並んでインする事にした。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_5

夕方近くになってフランがようやく起きてくる。 そして買い物&夕食の準備。 その間香とギルベルトはバイトから戻ったシドニーとティモシーと共に夜の作戦を練る。 そこで遅まきながら降りてきたアントーニョは食事を作るフランのいるキッチンに顔を出す。 「おはよう。随分よく寝...

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_4

結局アーサー以外その晩は全員徹夜という状況だったが、香達 3 人は当たり前にバイトに出かけ、フランはその 3 人に朝食をふるまったあと、夜に備えて眠りについた。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_3

「あ~ちゃん、どないしたん?!」 アントーニョが部屋に戻るとアーサーはすでに起きてベッドの上にぺたりと座り込んで泣いていた。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_2

  「なるほどなぁ…死んだ奴らの恋人かいな」 香から自分がいなかった間のギルベルトからあった話を聞くと、アントーニョは小さくため息をついた。

オンラインゲーム殺人事件再びっ6章_1

「ギルちゃん、フラン、 俺転校する事になってん 。自分らはどうする?」 早朝、戻ってくるなりそう言うアントーニョに、ギルベルトは目が点だ。

ダンデライオン_6章_2

「 俺のどこが女に見えるんだよ、ばかぁ!! 」 色々今の状況を思い出すと、涙が零れ落ちそうになって、気を紛らわせるように会話を続けるが、よく考えずに紡ぐ言葉は事態をさらに悪化させたらしい。 「はいはい。そうまで言うなら、宿で確かめよか」 と、腕を掴んでいる手...

オンラインゲーム殺人事件再びっ5章_7

シン…と静まり返った廊下。 左右にはなんだか高価そうな絵画が飾ってある。 ローマと分かれて使用人に案内されてたどりついたのは、一つのドアの前。

オンラインゲーム殺人事件再びっ5章_6

感傷的になるなんてガラにもねえけどなっと、ローマは頭を掻いた。 「まあでもお前は腹決めたんなら、お前の思う通りにやれ。 ただ…たぶんな、あいつに似てるとしたら、人一倍寂しがり屋だからな。 それだけは覚えておいてやれ」  

オンラインゲーム殺人事件再びっ5章_5

香達が犯人についての議論を交わしている一方で、 「よぉ!久しぶりだなっ」 と、迎えに来た車でアントーニョを出迎えたのは、 4 年ほど前数回会ったきりの人物。

オンラインゲーム殺人事件再びっ5章_4

「まずわかってる事だけザ ~ っと話すぞ」 香の要請を受けてギルベルトは頭の中で整理をしながら、同時進行で口にする。