Private room
メニューを開く
  • ホーム
  • はじめに
  • 更新履歴
  • アンアサ
  • ギルアサ
  • 錆義
  • オリジナル
  • 雑記
  • Privacy policy
  • Home

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_7

そのまままっすぐ冨岡家に帰宅するのかと思えば、鱗滝君はいったん自宅、鱗滝家に立ち寄る。 何故?と一瞬思ったが、そう言えば鱗滝家で着替えたので、制服がそのままだったな…と、義勇はそう納得した。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_6

不死川と付き合うなんて絶対に嫌だし、断固として拒否をする。 そうしてくれと面と向かって言われたら、やめてくれと絶叫はするが、今回の諸々に関して言えば、すでに終わったことで、もう誰が望んだとしても同じようなシチュエーションが起きる事はない。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_5

──この度は申し訳ありませんでした。二度と姿は見せません。 最初病院の廊下でそう言われた時には、正直何に対して謝罪されているのかわからなかった。 自分だけかと思えば、隣の鱗滝君もきょとんとしている。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_4

こうして二人とも制服から私服に着替えると、笑顔で手を振る真菰さんに見送られながら、鱗滝家を出た。 そしてそのまま鱗滝君はかつて知ったると言うくらいよく行ったらしい村田家へ。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_3

その日の夜…鱗滝君は義勇の家に来た。 正確には父に会いに。 ひどく思いつめた表情で…。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_2

…え?死んだ?? その日は登校中からなんだか周りがざわついていた。 義勇は伊黒君と甘露寺さんと一緒に登校していて、伊黒君は甘露寺さん以外の何者にも興味がないので、特に動揺することはなかったが、甘露寺さんは周りのざわつきに落ち着かない様子だ。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_14_1

あれから貞子も不死川も学校に来なくなった…。 それはまあ義勇的には平和で良いのだが、鱗滝君がこのところ沈み込んでいるのは大問題だ。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間23

本当に何をやったのかわからない。 だが、あの事件のあった翌平日の月曜日から、不死川は学校に来なかった。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間22

──まことに申し訳ございませんでしたっ!! 自分の妹と変わらない年の小学生の女の子が病院の廊下で土下座して謝罪しているのを見て、村田は泣きそうになった。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間21

──私さ、やばいことはしないでって言ったよね? 宇髄さんと母で救急車の冨岡さんに付き添って、長兄はリビングに放置。 そして村田さんと姉と3人で移動したキッチンで、寿美は腕を組んで仁王立ちをしながら姉を睨む。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間20

そこからは宇髄さんがまずおそらくこれまで飲んだことのないアルコールを飲まされて酔っている冨岡さんに万が一があってはと救急車を呼んでくれて、それが到着した頃に姉が戻ってきてわざとらしく驚いてみせる。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間19

そして当日…家を出てからはめちゃくちゃ忙しかった。 ポイントは次兄に邪魔をされないように、母と自宅に戻る事。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間18

ごめん…本気で村田さんを舐めていた… と、寿美は人生で初の猛省をした。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間17

単に長兄をどつくという意味では手はある。 強力助っ人になりそうな相手はいくらでもいる。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間16

思えば上手くいっていないんだろうなと言う兆候はあった。 姉は忍耐と理性の人なので顔に出すようなこともなく、他の家族は気づいていなかったようだが、ずっと同室で観察してきた寿美にはわかる。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間15

鱗滝先輩狙いだとしたら、まあ仕方がない…と寿美は思っていた。 だって先輩は姉が求める要素をあまりに持ち合わせすぎている。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間14

姉が壊れたのは恐らく親友だと思って居た子が実は父や兄がやらかしたことをずっと恨んでいて不死川家に復讐しようと思って姉に近づいたのだということを知った時だったのだと思う。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間13

寿美は幼い頃から知能の高い子だと言われていた。 物理的にもそれはそうなのだろうが、正直…そう言われることになったのには家庭環境が多大に影響していると思う。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間12

こうして宇髄が呼んだ救急車が到着した頃…玄関先からパタパタっと足音が聞こえて来た。 ──え?え?なにっ?何かあったの? と買い物袋を手にリビングへ駈け込んで来た貞子は、逆に義勇を抱えて玄関に向かう宇髄を見て目を見開いた。

kmt 短編

彼女が彼に恋した時_13_幕間11

……ふぇ…? てっきり気づかれた瞬間に逃げられると思い、そ~っとドアを開けてリビングに入った実弥に気づいたようだが、義勇は逃げない。 なんだかほわんとした潤んだ瞳でこちらを見つめている。

Next>

自己紹介

ごきげんよう。スノです。 ブログまで足を運んで頂き、ありがとうございます。 5年ほど前からPixivで公開していたAPHの2CPの二次小説とオリジナルの推理小説を中心に公開しているブログです。 随時更新中なので、気軽に覗いて頂けると嬉しいです。

このブログを検索


[スポンサーリンク]
Powered by Blogger.