義勇は不器用な性格のためか同期が集まる会議で皆に馴染めないどころか、大学からの同級生の不死川にいつも怒鳴りつけられる。
今日の会議も怒鳴りながらこちらに来る不死川から逃げるために大急ぎで会議室を出た義勇だったが、廊下に出たところで同じく学部は違うが同じ大学だった錆兎に声を掛けられた.
大学1年の時、宇髄を介して知り合った義勇を好きになった錆兎は宇髄に仲介を頼んだが、古くからの友人がずっと片思いをしている相手だから、他なら紹介するが義勇は勘弁してくれと言われてしまう。
そこまでは待つと宇髄と約束をした77回目を過ぎたので、自分の初めての恋を成就させるべく動き出す錆兎。
会議後、錆兎は義勇を自宅へと招く。
7年間抱えてきた想いを義勇に打ち明ける錆兎。
想いが通じ合う二人。
数少ない心から信頼できる友人二人が同じ相手を好きになったことを知って板挟みな立場に悩む宇髄。
あれから錆兎はどうしたんだろうか…と気にしていた宇髄は、翌朝、たまたま不死川と一緒に社内にあるバイキングレストランに行って、そこで義勇と仲睦まじげに朝食を摂っている錆兎をみつける。
会議後錆兎に声をかけられてからの義勇視点
錆兎の自宅で食後~の義勇視点
一晩泊めてもらった次の日の朝
泊まった翌朝、義勇は錆兎に誘われてずっと行きたかった社内のバイキングレストランに行くが…
飽くまで互いに名前呼びになっている1点に対してだけ気づいた不死川と、すべてに気づいた宇髄。
これからは中立でいることを決意して、錆兎に事情を聞くためにランチを一緒に摂る宇髄。
錆兎が義勇と付き合っていることをカミングアウトする。
それに同性同士で気持ち悪いという不死川に、義勇が傍にいてくれさえすれば誰に何と思われようと、よしんば世界を敵に回すことになったとしても自分は世界で一番の幸せ者だから構わないのだと答える錆兎。
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