番外1_春の夜に

番外_春の夜に1
平安時代…ぎゆうは頼光四天王の卜部季武の唯一の男児の孫として生まれたが、武術も争いごとも、外遊びすら好まぬために、英雄の孫のくせになさけないと言われ続けていた。
そんな彼に転機が訪れたのは、東宮の正妻の実家、産屋敷家の宴に呼ばれた時だった。


番外_春の夜に2
父親に連れていかれた産屋敷家の宴で、ぎゆうは四天王筆頭の孫の錆兎と出会う。

番外_春の夜に3
産屋敷の宴で親しくなって、そのまましばらく錆兎の家で暮らすようになったぎゆう。
錆兎の実家の渡辺家は皆優しく明るく、生まれてから蔑まれて委縮していたぎゆうはそこで初めてのびのびと生活ができるようになった。

番外_春の夜に4
渡辺家で楽しく過ごすぎゆう。
そんな彼と錆兎に産屋敷家から今度は桜の宴に誘われる。

番外_春の夜に5
ある日錆兎と共に遠乗りに出たぎゆうだが、なにかいわくありげに時間を潰す錆兎。
そうして夕刻を過ぎて街に戻った二人の前に怪しい賊が現れた。

番外_春の夜に6
夜…誤って馬を傷つけたことに落ち込む錆兎を慰めるぎゆう

番外_春の夜に7
盗賊退治で錆兎は名をあげたが、それがゆえに大人たちの権力争いにもいやがうえにも巻き込まれていく。

番外_春の夜に8
その後も渡辺家で健やかに過ごすぎゆう。
第二次性徴を迎えて戸惑いと不安を抱えるが、錆兎の言葉で立ち直っていく。

番外_春の夜に9
宇随が訪ねてくるという連絡を受けて待っていた錆兎とぎゆう。
しかし宇随と一緒になんと耀哉様が同行してきた。
そしてその口から月哉が行方不明の旨をきかされる。

番外_春の夜に10
耀哉様の依頼で行方不明になった月哉の行方を追う錆兎とぎゆう。
そんな中、市中で鬼が出るという噂を耳に挟む。

番外_春の夜に11
いつものように愛を交わしあって寄り添って眠る二人の前に鬼が現れる。

番外_春の夜に12
産屋敷家の子どもがどんどん病死し始めた。
それを重く見た耀哉様から呼び出された錆兎とぎゆうは、それが産屋敷一族から鬼を出した呪いだと告げられる。
そうして呪いを解くべく、その鬼を倒すための部隊、鬼殺隊が結成されることとなった。




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