親分が頭を打った結果_4

重い愛情Butふわふわ生活 そんな風にイギリスの側からしてみれば、どうしてこうなった?的に始まった関係ではあるのだが、やはりというか意外にというか、スペインは驚くほどマメで優しい。

親分が頭を打った結果_3

情熱の国リターンズ 「まだ起きてへんとええんやけど、さすがに起きとるか~」 フランスをユーロスターに押し込んだ足でマーケットで買物。 そして買物袋を抱えてスペインはイギリス邸へと急ぐ。

親分が頭を打った結果_2

記憶喪失-その後 「記憶…戻っちまったのか…」 いつのまにか眠ってしまったらしい。 朝起きるとイギリスはきちんと自分のベッドに寝かされていた。

親分が頭を打った結果_1

プロローグ 「ア~ンしっ♪これ美味いで~。」 フランスの次の世界会議はイタリアだった。 そして会議1日目。 会議室に一歩足を踏み入れた国々は、そこでありえないモノを目にすることになった。

親分は頭を打った事にしました_4

エピローグ あ~、なんて自分はもったいない事をしていたんだろうか…。 イギリスは言うだけ言うと、ホッとしたようにスペインの腕の中で泣き寝入りをしてしまった。

親分は頭を打った事にしました_3

決行 会議終了翌日。 プロイセンの情報ではイギリスもフランスもその日は休みだ。 そしてプロイセンいわく 「あいつら休みだと大抵どっちかの家で茶飲んでんだよな。俺もたまに乱入するけど」

親分は頭を打った事にしました_2

作戦 「そうやん、一度他人に戻ってみればええんやん」 他人としてイギリスと接してみる…それは自分でも良い案に思えた。 今の他人よりはるかに低い所から始めるのは厳しいが、他人くらいからなら押しに弱そうなイギリスを押し切る自信もある。

親分は頭を打った事にしました_1

プロローグ フランスで開かれた世界会議後…今日はプロイセンも出席しているので、悪友3人で飲みに行く約束をしていた。 が、実際出席してみると、少々風邪気味という北イタリアの代わりにその日だけ南イタリア…つまりスペインの可愛い可愛い子分のロマーノが出席するということがわ...

親分が頭を打ちました_2

歴史if 「なんや、お伽話みたいな家やなぁ」 ロンドンの郊外にあるイギリスの家の門をくぐった時のスペインの第一声はそれだった。 「庭師さんとかいれとるん?」 「いや…ガーデニングが趣味だから。表門の方は見ての通り薔薇だけど、裏にはハーブとかも植えてるし…」 「そっか...

親分が頭を打ちました_1

プロローグ 「あーちゃん、重いやろ。それ親分が持ったるわ~」 イギリスが夕食の食材の入った買い物袋を手にした瞬間、自分より筋肉のついた褐色の手が伸びてきて、手にした袋を取り上げられた。