日本の妄想・悪友の企み・ギルベルトの暴走
「イギリスに会うの久々やん? とうとう観念したんかいなぁ…」 約1年後の世界会議。 何故かあれからずっと兄達を代理に立てていたイギリスが久々に出席すると言う事で、各国はざわめき立っている。
そして伝説へ 「アルト、ほら階段気をつけろよ」 「ああ、重い物は持つな。俺が持つ」 結局欧州会議はあのまま早退。 プロイセンはとにかくドイツまで。
プロイセン、さらなる暴走 国ではないので会議自体には出席しないため他国は知らないかもしれないが、世界会議はもちろんの事、欧州会議などある程度の規模の会議には大抵プロイセンはドイツの職員として随行している。
大英帝国の動揺 やっちまった、やらかしちまった… 世界会議後、そのまま待っていてくれと言うプロイセンの言葉を無視して、イギリスはロンドンの自邸へと逃げ帰った。
芋兄弟の暴走 「ルッツ、悪い。俺様、子ども作っちまったらしい。 責任取ってロンドンに家借りて住もうと思うんで、仕事は出来るだけそっちで出来る物を回してくれ」
悩めるフラ兄 「坊ちゃん…上手くやってくれたかなぁ…」 普段ならホテルのラウンジ派なのだが、今日は聞かれたくない話と言うのもあってホテルでルームサービスの朝食。 愛の国を自称する世界のお兄さんの現在の心配事は悪友の1人の恋の行方である。
プロイセンの暴走 その日は世界会議の最終日だった。 いつもなら親友の日本や育て子のアメリカとかと飲んでいるイギリスが、何故か自分の方へとやってきて、『隣いいか?』なんて言ったものだから、プロイセンは有頂天になった。
イギリスの企み 世界会議最終日も無事終了した翌日。 俺は裸でホテルのベッドで同じく裸の男の隣に横たわっていた。 一睡もせずに!!
日本の妄想・悪友の企み・ギルベルトの暴走 目次
各章リンク 前編 後編 あらすじ 前編 スペインが大切に取っておいた酒を飲んでしまったイギリスはその詫びに『目が覚めた時に突然イギリスが同じベッドに寝ていたらプロイセンはどうするか?』を確かめることに… 後編 自分がイギリスを襲ってしまったに違いないと...