ハッピーバースディ☆ハッピーライフぷえ
「…あの時…本気で怖かったんだからなっ!」 思い出して涙目になるイギリスに、 「ははっ、ごめんな~。俺様すっかり頭に血が登ってたわっ」 と、プロイセンはちゅっと口付ける。
「まあ…可愛いお嬢ちゃん。髪の色と顔立ちはママで、瞳の色はパパ似なのね」 「若いママねぇ。」 まずイギリスの服と靴を買ったあと、ベビー用品店で店員ににこやかに話しかけられる。
「なあ…お前さんどこの子なんだ?イギリスによく似てるけど…」 ベッドで眠るイギリスの足元で、プロイセンは指先で子どもをあやしながら話しかける。
「ほら、あ~ん。美味しいか?」 プロイセンが作った離乳食を美味しそうに食べる赤ん坊。 顔は何故か眉毛以外はイギリスにそっくりなのに、きゃらきゃらとよく笑う。
「あ~、誕生日だってのに俺様はたらき者だぜ~!」 1月18日…言葉通り誕生日であるにも関わらず仕事で朝1でイギリス入りをしているプロイセン。 しかしそんな状況にも関わらず、彼は上機嫌だった。 なぜなら…その仕事は書類をイギリスに届けるだけ。 どうしても他には任せら...