【おまけの追記】
シンデレラを書こうと思ったのは、実は最後の部分を書きたかったからなのです。
当たり前に読んでいた童話、よくよく考えると不自然だったりするんですよね。
以前何かでそんな童話の不自然な話について書いている本を読んで面白かったので、いれてみたいな~と。
シンデレラについてはガラスの靴ですね。
0時に解けてしまう魔法なのだから、ガラスの靴だって残ってたらおかしいんです。
そこで考えられる可能性として、魔法使いは別に0時までしか魔法をかけられないわけではなかったということです。
では何故0時までにしたのか?…というのは文中最後のページでプーちゃんが説明したとおりですね。
殿方の気を引きたければダラダラと夜遊びをしていないで、まだ一緒にいたいと思うあたりでちゃっちゃと帰っていらっしゃい、その方が追いたくなるものだし、モテるからね?というふうに言って、娘達に早い帰宅を促すものだったと、まあ当時の娘が夜遊びをしたかどうかは別にして、なかなかおもしろい考察だなと思います。
もう一つ覚えているのは…エンドレスな白雪姫。
白雪姫の継母や実は継母ではなく実母だったというお話。
世界で一番美しい王妃様の娘の白雪姫。
お年頃になってその美しさを疎まれて森へ捨てられるも、7人の小人に助けられ…毒入りりんごで仮死状態に。
そこで通りかかった王子様が”眠っている”白雪姫を見て一目惚れ、棺を譲り受けて運ぼうとした時につまずいてそのはずみで毒りんごがポロっと吐き出されて生き返った白雪姫と城に帰ってめでたしめでたし…というのがまあ一般的な話だと思うんですが、果たしてこれはめでたしめでたしだったんでしょうか?
王子様が好きになったのは”眠っている”白雪姫、性格も何も関係なく、その容姿なわけですね。
つまり、白雪姫が王子様の心をつなぎとめるのは、この容姿しかないわけです。
容姿で見初められた白雪姫は”世界で一番美しい女性”でなければならないと彼女は思うのです。
なので可愛らしい娘が生まれたあとも、せっせと鏡に向かって唱えます。
『鏡よ鏡よ、鏡さん。世界で一番美しいのはだあれ?』
そして時は過ぎ、自分に似た美しい娘はどんどんかつての自分の美しさを継承して美しく成長し、自分の方は年を重ねて容貌が自然に衰えていく。
そんなある日、いつものように
『鏡よ鏡よ、鏡さん。世界で一番美しいのはだあれ?』
と唱えると、とうとう鏡に言われてしまいます。
『この世で一番美しい女性は、このお城の白雪姫(娘)です』
と。
ということで、そこからはエンドレス白雪姫~というお話でしたw
こちらは容姿だけだと苦労するよ、中身も磨きましょう…みたいな感じだったと思います。
白雪姫はまあ思いつかないので二次とかは書きませんが、シンデレラのついでに思い出したので追記してみました('∇')
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