雑記22:萌えを表す手段についてとりとめもなく…

字で読むか絵で見るか耳で聞くか



最近ちょっと面白いシステムを知ったので、それをきっかけに考えてみたんですが、何か萌えを摂取しようと思った時に、その方法として考えられるのって、

漫画(絵を見る)
小説(文字を読む)
CD(声を聞く)か

3種類、もしくはその組み合わせになりますよね。

みなさんはどれがお好みですか?


実際に比べて見ましょう


上記の3つの手段の中で、摂取する側にとって一番気軽で好む人が多いのは“見る”という方法だと思います。


見る”というのは一番直接的で、想像して補完するという手間暇が要りませんしね。
とても気軽に萌えを摂取できる手段ですよね(*゜―゜)

例えば…下の絵を見て下さい。












猫耳の子どもが布団にくるまっている絵です。
絵だと一目瞭然のこの場面を、絵を使わず字で伝えようとするとどうでしょう?

一番簡単に言うと
【猫耳の子どもが布団にくるまっている】ですか。

でもそれだけの情報では漠然としすぎていて、脳内にイメージが浮かびにくいですよね。
そこで情報追加。

小麦色の髪緑の目猫耳男の子ピンクの布団にくるまっている】
子どもに関しての物理的な情報だけ付け加えてみました。

これで最低限の図はわかりました。
でもこれだけでは感情や想像に訴えかけるものはありません。
そこでさらに描写を追加。

【落ちついた色合いとは対照的にぴょんぴょんと跳ねた小麦色の髪に、スコティッシュフォールドのように、ぺたん、と、垂れた耳、そして何より印象的な大きく澄んだまんまるのグリーンの瞳でどこかをきょとんと眺める小さな男の子。
ふくふくとした頬が赤く色づいているのが、いかにも幼児らしく愛らしい。
そんな幼子を包むのは、優しい色合いの淡いピンクの肌掛けである】

病気や怪我で寝込んでいるわけではなく、ただ幼子が普通に布団にくるまっているだけ、そんな雰囲気をなんとか伝えようとするなら、まあこのくらいは必要でしょうか。

それでも作者の脳内に描いた絵と同じ図には当然なりません。


それでも私が文字が好きな訳


このブログをみてわかるように私は字書きなんですが、表現する手段として絵を描けると良いなぁという事はわりあいと頻繁に思っています。

何故かと言うと、前述の通り、自分の中のイメージに近いものを極力そのまま伝えるには、文字は難しいんですよね。
描写が少ないと伝わる情報も少ないし、多いと読むのが面倒になるでしょうし。


どこまで描写してどこは想像に任せるか。
そのバランスが良い作品を書くこと、それが当座の目標でもあります。

もっともその問題をある程度クリアできたとしても、そもそも活字を読みたくないという人も少なくはなくて、字だと目に止めてもらえる確率が若干落ちるのが現実ですね。


では自分自身が読む側になった時、小説より漫画の方が好きかと言うと、これが不思議なことに逆なんです。
最近は漫画も好きですが、昔からずっと漫画より小説派です。

文章だと確かに作家の思い描いた図がそのままは伝わっては来ない。
でもその代わり文字だと作家が提供してくれた話に自分の好きなイメージを乗せて想像できるんですよね。
絵だとそのままなので好き嫌いを緩和する事って難しいんですけど、文字だと描写されていない図に関しては自分が好きな要素を盛り込めます。

作者の理想は必ずしも伝わっては来なくても、全てが伝わらない分、自分の理想はそこに乗せられるんです。

そういうところは話のキャラや設定をお借りして話や絵を作る二次創作に少し似たモノがありますよね。


色々なタイプのある音声


絵と文字とは微妙に違う、音声という手段。
これは2タイプあると思うんですよね。

1つは同じ人が文章を朗読するタイプ。
これは文字に近いのかな。
情報は与えるから、それ以上のイメージはご自身でどうぞと言った感じ。

 もう一つは登場人物の人数分の声優さんがいて、役割を演じる系。
これは視覚でイメージを直接伝えるのが絵なら、音で直接イメージを伝える感じですね。



話は若干それますが、最近ちょっとAmazonで面白い事を知りまして…

AmazonではKindleという電子書籍販売が有名ですが、音声版の電子書籍サービス(audible)もあるんですね

小説を文字で読者が読むのではなく、音声にしたもの(声優さん、俳優さんが読んだもの)を聞くというボイスブックですね。

その中にある【君の名は】の音声版。

これを朗読しているのが、【鋼の錬金術師】のエドや【ブリーチ】の日番谷冬獅郎、そのほか【ヘタリア】のキャラだとスイスの声も演じている美さんなんです。

もともと女性ですし、キャラとしても【NARUTO】のテマリとか、【NANA】の主人公の大崎ナナとか、女性役も演じていて、今回は作中で1人で男女の声の使い分けとかをしててなかなか好評なようです。

少年役を多く演じる女性の声優さんは、そんな事ができるんだなぁと、なかなかおもしろく思いました。

audibleのタイトルの中にはよく話題にあがるあたりだと、【スレイヤーズ】とかもありました。

私的には【無職転生】とかもめっちゃ好きなんですが(*ノェノ)

今、無料キャンペーンをやっているやっているので、ちょっと聞いてみても楽しいかも。

※audible興味がある方がいらしたらこちらで登録方法や具体的な説明をしています。



声と言えば…稀にですが逆に女の子みたいな声を出せる男性の声優さんとかもいますよね。

刀剣乱舞の乱藤四郎の声とか、絶対に女性だと思っていたら声優さんみたら男性でびっくりしましたね。


声の印象って結構重要と言うか…きちんと演じるとわりと相手に印象付ける事ができるのが面白いと思います。

うちのブログでもいつか自分で何か作品を読んでそれを音声データで載せられれば楽しいんじゃないかなと思ったり思わなかったり…(●´―`●)



と、話はそれましたが、演じている音声作品の場合はストレートにイメージが入ってくる代わりに、やっぱり自分のイメージに合わなかった時の回避が難しい感じですよねぇ。

なので、私個人としては自分が読むならどちらかと言うと文字=小説がやっぱり好きかなぁと。


あ、ちなみに私が絵ではなく文字書きなのは、単純に、絵が絶望的に下手で、その画力で推しを描くのは、推しにも同担の方にも申し訳なさすぎるだけで、そんなポリシーとかこだわりじゃないんですけどねww

たまに自分の性癖にぴったりの絵を描かれる絵師さんとかに巡り会うと、おがんじゃいます。

それがしばしば推し以外のCPの絵師さんだったりすると泣けるんですけどね(^_^;)


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