ギルとアーティのファンの皆様の仰せのままに第三回_4

ギ:ギルベルト、ア:アーサー、ト:アントーニョ、フ:フランシス

Q1:お互いをなんて呼んでる?
Aギ:アルト。俺様はドイツ系だからアーサーのドイツ読みを縮めて
Aア:ギル。同じく名前を縮めてる。


Q2:2人は一緒にくらしてるそうだけど、どちらから誘って?
Aギ:ああ、俺様。同棲してる恋人役を演じる役作りのためってのがきっかけ
Aア:ギルから。生活に必要な物全部用意するから役作りに協力してくれって…


Q3:趣味は?
Aギ:鍛練とチェス、ブログ、彫金に裁縫?これは主にアルトにやるヌイグルミ作りとか。
あとはアルトと暮らし始めてからは一緒に料理や菓子作りとかもよくやるな。
Aア:刺繍とかレース編みとか…あとはプランタで花育ててる。

(かっ…わ可愛えぇぇ~~!!!!)
(…どっちが?)
(ギルちゃんなわけないやんっ!気持ち悪い事聞かんといて!トマト投げるで?!)
(…つ、次行くねっ!!)



Q4:お互いの第一印象は?
Aギ:親の許可とか大丈夫なのか?とか…。
ラブシーンもあるゲイ役のオーディションだったから。なんだかミドルティーンくらいに見えたし?
Aア:なんでギルベルト・バイルシュミットがここに?って

フ「それは…どういう意味で?」
ア「えっと…俺当時すごく生活苦しくて、オーディション受けようと思ったのは1年間生活していけると思っただけで共演者とか見てなかったから…そこにギルがいてびっくりしたというか……」
ト「ちょ…そんなら親分が養ったるでっ!三食昼寝付き。今ならトマト食べ放題でっ!!」
ギ「ざけんなっ!それは当時のことで、今ならアルトに仕事なくなったって俺様が養ってやるからいいんだっ!!」
フ「あー、2人とも揉めないっ!次行くよ、次っ!!!」

剣呑な空気になる2人に被害が出ないうちにと慌てて割って入って強引に進めるフラン。



Q5:お互いの好きなところは?
Aギ:全部っ!強いてあげるなら外見だと目だなっ!なんか子猫みたいで可愛くね?
性格の方は…人見知りなとこ?俺様だけって感じで特別感が合って良い。
まあでも全部なんだけどな、本当に。
俺様が恋人のためにって空けてある心のスペースに過不足なくすっぽり入る感じだな。
Aア:(真っ赤な顔でうつむきながら)
容姿は…みんなが見てる通り顔良いし…スタイル良いし…あと…手。
なんかこう…触れられるとホッとする。
あとは…優しいし…ご飯が美味い……もういいだろっ!
ト「親分も料理得意やし、優しいでっ?!うちおいでっ!!」
フ「だ~か~ら~、お願いっ!今はやめてっ!お兄さん仕事進めなきゃだからっ!」
両手を広げるアントーニョをフランは必死で止めつつ、次を読みあげた。



Q6:相手を動物に例えるなら?
Aギ:さっきも言ったけど子猫なっ!
目がまん丸で大きくて吊り目がちで、本当にまんま子猫だと思わね?
あと性格もなんか人慣れないところが猫っぽい。
Aア:…狼?カッコ良いけど怖そうで…でも身うちに対してはすごく情が厚いし優しいから…

ト「………」
フ「…はいはい、爆発、爆発、次ね」



Q7:好きな絵本は?
Aギ:え~、絵本限定なのかよっ…
そうだなぁ…『手袋買いに』とか?あれ子狐が可愛いよな。
あと『こねこのぴっち』あれも子猫可愛い。
あとはそうだなぁ…『おしいれのぼうけん』と『いやいやえん』はガチ!はずせねえ。
Aア:『さんしょっ子』とか?
幼馴染の女の子が好きな男の子のことが好きだけど、存在にも気づいてもらえない、山椒の木に住む妖精のすごくせつない話…
あとは『人魚姫』とかも好きだな。王子様と結ばれず泡になる、童話の中で唯一ハッピーエンドにならないお姫様の話って…なんか共感できる気がするっていうか……

ギ「アルト!!今度思い切り幸せなハッピーエンドを迎える絵本買ってやるから一緒に読もうなっ!!」
いきなりギルに思い切り抱きしめられて目を白黒させるアーサー。

ト「………」
フ「はい、爆発爆発…。次行くね」



Q8:相手にプレゼントするとしたら?
Aギ:ん~自作のチョーカーか指輪?
Aア:小鳥さんの刺繍を入れたハンカチか、小鳥さんのワンポイントを編み込んだマフラーか何か?
フ「あら、2人とも手作りにこだわり?」
ギ「ん~自分のモノって感じがすんだろ、手作りの方が」
フ「ギルちゃんてそんなに独占欲の塊だったっけ?」
ギ「ああ、アルトに対してだけな」
フ「はいはい。爆発。で?坊ちゃんはやっぱり拘束したい系?」
ア「いや?ただ単に…俺が買えるような物でギルが買えないような物はないと思うから…」
ギ「あー、物理的にはそうかもしれないけどな。
俺様はアルトが俺様のために選んでくれたもんなら何でも嬉しいぜ?
まあ…手作りの方がよりアルトの気持ちがこもってる感じで嬉しいけど」

ト「………」
フ「………うん、次行くね……」



Q9:相手が浮気をしたら?
Aギ:(非常に黒い笑みを浮かべながら)
相手を社会的に抹殺すべく手を回す…アルトにばれないように
Aア:家を出て行く

フ「ギルちゃんが怖い…ていうか本当にやりかねない顔してるんですけど…」
ギ「本当にやるぜ?当たり前だろ?」
フ「ちょ、そういう怖い宣言要らないからっ!!」
ト「親分やったら社会的にやなくて殺るけどなっ」
フ「お前までやめて~~!!!」
ギ「ん~実際に殺ったら捕まってアルトの側に居られなくなるから俺様はそれはしない」

フ「もうこの人達嫌っ!あっちの悪人面の2人は放っておいて…坊ちゃんの方に。
で?坊ちゃんはやっぱり浮気したら三行半なのね?」
ア「いや?(何言ってんだこいつ?という目で)」
フ「だって、出て行くってことはそういうことなんじゃないの?」
ア「そういうこと?(やっぱり何言ってんだこいつ?という目)
単にギルに他に好きな相手が出来たとしたら、俺がいたら迷惑だろ?
だから…迷惑かけないように出て行く」

とアーサーが当たり前のように答えた……そこで、ギルが硬直。
その後いきなりアーサーをぎゅうぎゅう抱きしめ…
「ア~ル~ト~~~、やめてくれぇーーー!!!!」
そして号泣。

「絶対に絶対に絶対にダメだっ!!!雪の中でてくなんて真似したら、俺様死ぬからなっ!!!あの時、本当に俺様も死のうと思ったんだからなっ!!!アルトが死ぬくらいなら俺様が死ぬっ!!!!」

ト「あ…の…ギルちゃん?」
フ「…あっちゃ…ぁ……トラウマ突いちゃった……」

ポカンとするトーニョと頭を抱えるフラン。
最初の映画のアーサーの撮影が終わった雪の日、マンションを出て行ったアーサーが肺炎で死にかけた事が今でもギルベルトの消えないトラウマだと言う事をそこに居合わせたフランは身にしみて知っている。

「…ギル」
抱きしめられたまましばらくは困ったように号泣し続けるギルを見あげていたアーサーはやがて抱きしめられたまま手をギルの頭に伸ばした。
そしてその銀色の髪をソッとなでる。
それはアーサーが泣いたり不安を感じたり緊張したりする時にいつもギルベルトがやってくれるのと同じ。
「…ギルが嫌じゃないなら出て行かないから」
と頭を撫でながら言うと、ギルベルトは泣きながらうんうんと頷いた。

そして…復帰まで1時間。
うん…時間多めに取ってあって良かったね…と、遠い目になるフラン。

こうして再度また質問を開始した。



Q10:相手の浮気は許す?
Aギ:許す……てか、アルトにそんな事したいって思わせる状況にしちまった俺様が悪い(まだ完全復帰していない。涙目)
Aア:許すというか…ギルに他に相手がいても俺がいて良いなら別に一緒に居る。



Q11:相手を誰かに紹介するとしたら?
Aギ:俺様の恋人。
Aア:俺の…大事な相手?
ギ「恋人じゃねえのかよ?」
ア「だって…自分で言うの………恥ずかしい……し」

ギ&ト「「……………!!」」
フ「はいはい、もう勝手に悶えてて。喧嘩しなきゃもうお兄さんはそれでいいよ。
と言う事で次行くよ」



Q12:相手が幸せそうに見える時は?
Aギ:甘い物食ってる時?すんげえ嬉しそうで可愛い。
Aア:(少し恥ずかしそうに)俺に…物食わせてる時。

フ「2人とも同じ時なのかな?
坊ちゃんがギルちゃんの作った物食べてる時ってこと?」
ギ「俺様が作ったモンに限らず甘いものな。アルト甘いモン好きだから」
とにこやかに言うギルに対して、アーサーはますます言いにくそうに小声で
ア「…じゃなくて……その…あーんとかさせてる時…」
ギ「あー、それは確かに俺様幸せ感じてるわ」
ト「ずっこいっ!!親分かてあーんてやりたいっ!!!」
と、そこでトーニョが地団太。
不穏な空気を感じてフランは大急ぎで
フ「次の質問ねっ!!」
と話を打ち切った。



Q13:次に共演するとしたらどんな話がいい?
Aギ:うーん…アルトと恋人同士ってやつならなんでも?
Aア:探偵ものとか?
フ「あら、坊ちゃんは希望があるのね?オファー有ると良いね。
で?探偵ものやりたい理由は?」
ア「(すごく恥ずかしそうに)華麗に事件を解決するギルが見たい……から?」
ギ「任せとけっ!!」
ト「えー、華麗に犯人をなぎ倒す親分とかもええで?」
ギ「それ探偵じゃねえだろ」



Q14:相手にコスプレさせるとしたら?
Aギ:ちょっと待ってくれっ。させたいモノありすぎて…。
Aア:中世の騎士の格好。

ギ「あ、じゃあアルトはお姫様だなっ」
ア「なんでだよっ!僧侶とか兵隊とか農民とか色々あるだろっ」
ギ「騎士が守るのはお姫様って相場は決まってっからなっ」



Q15:この番組は楽しい?
Aギ:楽しいぜっ!当たり前だろっ!!
Aア:まあ…普段出来ない事とかしない事とかできるし、楽しいかな。

フ「はい、次最後ね」



Q16:ファンの皆様の仰せのままにではなく自分でお題を選べるとしたら?
Aギ:1回目も2回目もけっこう俺様的には好きなとこついてくれてたんだけどな。
強いて言うならそうだなぁ…一緒に旅行とか?
Aア:う~ん…一日一緒に動物と戯れるとかかな

ト「親分な、親分な、ギルとアーティやなくてトーニョとアーティで一回くらいやらせて欲しいわっ」
ギ「却下」
ト「ええやん、一回くらい」
ギ「却下」
フ「まあ…トーニョとアーティとは言わないまでも、一度くらいはAKUYOU!とアーティで何か企画たてて欲しいね。ずっとスタジオだからさ、たまには外に行きたいってのはあるし」


「ということで、AKUYOU!もアーティもお疲れ様~」
と、渡された質問に全て答え終わると、プロデューサーがOKを出した。

「「「「お疲れ様ですっ」」」」
と、カメラが止まったのを確認。

ふぅ~っとフランが安堵のため息をついた。

「なあ…意外に無難なモンばっかやったな」
と、同じく伸びをしつつ言うのはトーニョ。
その言葉にフランが苦笑した。

「そりゃあね。答えにくいものとか放送できない質問は省いてピックアップしてるし?」
「…やばい質問とかもあったのか?」
と、フランの言葉に少し眉を寄せるギル。

「そりゃあね。この番組はぶっちゃけ腐女子の皆様をメインのターゲットにしてるし?
そっち系の質問が圧倒的に多いけど、放送はまずいでしょ?
半公認だけど、生々しい部分まで見せるのは…ね」
「…なるほど」
「ちなみにどんなんやったん?」
身を乗り出すアントーニョに、
「一応NGっていうか、省いた質問の一部の表持ってるけど見る?」
とフランはどこから手に入れたのか、A4の紙の束を出して見せた。
それを全員で覗き込む。

Q:ギルとアーティ、やっぱりギルが上ですか?
Q:2人はどこまでいってるんですか?
Q:初めてはいつ?
Q:映画のベッドシーンの時にはもう本当にエッチしてたんですか?
Q:好きな体位は?
Q:相手に色気を感じる時は?
などなど…

「ね?これ答えて放映したらやばいでしょ?」
「ん~俺様答えるだけなら答えても良いけど…やっぱダメか。アルトの可愛いところとか全部俺様だけが知ってたいし?」
「爆発してまえっ!ただしギルちゃんだけなっ!アーティは親分が養ったるから」
「…………ギルが良い」
「なんでやね~ん!!!!」


わいわいと撮影後もその場でおしゃべりに興じる4人。
それを見つめる視線。

「アーサーはAKUYOU!達とも馴染んだようだね」
「そうですね」
「まあ…ちょっと先の話だけどね、2時間の特殊企画が入るから、その時にはスペシャルってことで4人で何かやらせてもいいね」
「では企画の方にそのように回しても?」
「ああ、まだ先だけどその予定で各自スケジュールも組ませといてよ」
「承知しました」

こうして第3回放映分は撮影終了。
次回の企画はまだ未定。
ファンの皆様の仰せに片っ端から目を通し企画が頭を悩ませ中である。



Before <<<


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